片付け・掃除が苦手なずぼらインテリアデザイナーです。
このサイトを訪れてくださり、ありがとうございます。
訪れて下さったということは、もしかして、以下のような悩みをお持ちでしょうか。
・部屋が片付かない
・片付けてもすぐに散らかる
・いろんな収納術を試したけれど、途中で挫折したetc
私もかつてそんな悩みを持っていました。
というかそんなに深刻な悩みではなかったのですが、インテリアデザイナーという仕事柄、多くのお客様にさも片付けや整理収納が得意な感じでお話することが多く、「本当はそんなに片付けが得意ではないのに…」とジレンマに陥ってしまいました。←有言実行なもので、できもしないことを口にするのに抵抗がある性格なのです。
とはいえ、筋金入りのずぼらで片付け・掃除が嫌いな私にとって、住空間を整えることはなかなかハードルが高かったのですが、あるきっかけからずぼらでもできる収納術を実践していくことになります。
その前に少しだけ、私の自己紹介をお伝えします。
そもそもはスタイリストになりたかった。
高校時代は、特に進路のことを深く考えずに2年の半分まで過ごし、漠然とスタイリストになりたいと思ってました。
しかし先輩の一言で大学進学を考え始めます。
さて、大学に行くことを考えてなかったのでどの大学、どの学部を目指そうかと真剣に考え始めました。
薬剤師
検査技師
建築士・・・
外大とかもいいかな~
思いついたやってみたい仕事はすべて理系。
すでに文系を選択していた私。
やりたいことが結構理系なんだ。
数学はそこそこ得意、化学・地理を選択していた理系寄りの文系だったので、ちょっと頑張れば理系の学部もアリかな~。
薬剤師…条件的にいろいろ無理。
検査技師…お仕事体験してみて、無理と思う。
さて建築と外大、どっちかな…。
英語が好きで外大もアリと思ってましたが、よ~く考えると、外国語って特殊技術じゃないよね、何か国語も話せる人は世の中にはたくさんいる、コミュニケーションのツールではあるけど、特殊なスキルじゃないよねと
高校生だった私は、これからは手に職だよと判断、建築の勉強ができる大学に絞ろっと。
でもネックなのが文系というところ。
文系の科目でも受験できる住居学が学べる大学で建築の勉強を始めました。
ま、構造だとか建築物のデザインよりもお化粧の部分、インテリアが面白いと思い出したのは、大学を卒業してから。
そんな感じで決めたインテリアの世界、でも、就職氷河期だった私の時代は、気に入る建築系のお仕事がなく、アパレルメーカーに就職することとなります。
ま、スタイリストになりたかった私としては、好きな洋服を扱う仕事なので、悪くないよね~と思いながら数年販売員として仕事をします。
店頭のディスプレイや、陳列棚の色の配置、お客様とのトークは、この後に就くインテリアコーディネーターの仕事に大いに役立つこととなります。
その後、二級建築士の資格を取って転職しインテリアコーディネーターに近い仕事を始めます。
途中趣味の韓国語にハマリ、数年韓国に住んで、帰国後はしばらく通訳やら翻訳の仕事に就いていましたが、再びインテリアの仕事に就き、インテリアデザイン、設計からコーディネートまで一人で手掛ける仕事が増えていきます。
私、失敗しないので
何か大きな失敗談をお伝えできれば面白いと思うのですが・・・末っ子の得意技というか、周りが色んな失敗をしているのを見ていてリスクマネジメントが上手にできるようになったからか、大事故になる前に気づく、そういうパターンが多いですね。
なので、失敗したらかなり凹むと思います。打たれ弱いと…。
でも仕事では、大事故を起こさないように、仕事はいつも前倒しで(仕事のスピードは早いです)、何かあってもリカバリーできる余裕を持ちながらすること、周りに自分の仕事の話を何気なく話しておくこと、連絡事項や重要なことはメールを通して証拠を残すなど、リスクヘッジを行うことが習慣化しています。
失敗したくないんで…。←前の職場で、あまりに大きな失敗しないから米倉涼子の「私失敗しないので」にもじられ、からかわれていたことがありますw
その後も色々な案件を手掛けましたが、やはりお客様に「ありがとう」「よかった」
という言葉を頂くと、次も頑張ろうという気になりますね。
そして設計寄りの仕事をしても、やはり大学の時から変わらず構造とかではなく見た目の美しさ、心地よさを追及したい、やはり建築士ではなくインテリアデザイナーなんだなとつくづく感じております。
見た目が美しい、キレイ、色が素敵であることがそこを使う人の気分も良くすると思っております。
でも片付けは苦手
そんなインテリアデザイナーの私ですが、インテリアの仕事をしていながらも、片付けは苦手です。
学生時代は特にひどかったですね。部屋を見ると、どこに私が座っているかがわかるんです。それは、座った場所から必要な物が手にとれるように、周りにいろんな物が積みあがってましたからね。
その他にも、雑貨屋さんでベトナムの帽子に似たかわいい円錐形の雑貨を一目ぼれで買ったのですが、多分本来は壁に掛けたりして飾るとかそういう用途だったようですが私の場合は違う使い方をしていました。
韓国語の先生と話してた時、実はこういうのを買ったんですと話すと「そんなの何に使うの?」と聞かれ、棚とかテーブルの上の散らかったものに被せるためだと伝えるとこれまたばかウケしました。
片付けるの面倒だから、上から被せてしまえ!というずぼらぶりです。
ですが、そんな私でも仕事柄収納のお話をしたり、キッチンの収納についてもわかったような事を言ってまいりました。そうすべて受け売りでしたw
仕事柄収納術については、見聞きしていて頭ではわかっていたのですが、どこか腑に落ちない部分があって自宅での実践ができずにいました。←コレただの言いワケですね。
数年前にある先生のセミナーを聴くまでは・・・
まだ私が神奈川の会社に勤めていた頃、偶然近くのP社ショールームでプロ向けの収納セミナーがあるということで、連れられてセミナーに参加。
そこで収納の師(勝手に私が思ってるだけですが)のセミナーを聴くことになります。
そのちっちゃなショールームに現れたのは
飯田久恵先生!
といっても、その当時飯田先生が誰かも知らなかったのですけどねw失礼ながら・・・
私なりに収納の小手先スキルは知っていたので、誰なのこの人、収納スキルの話ならわかってるよ~なんてさほど期待もせずに訪れたセミナーだったのですが、すぐに先生のお話にのめり込んでいきます。
それは飯田久恵先生考案の
収納指数なるもの!
これすごい!!!
なんか頭でわかってて、でも実行できなかった何かがコレで「ストン」と腑に落ちた瞬間でした。ただやみくもに、漠然と全てを片付けるのは、片付け・掃除苦手人間にとってかなりハードルが高かったのです。どっからどうやって片付けたら・・・と憂鬱になっていたのは、きちんとした目安(目的)がはっきりしてなかったから。ちまたの収納術ってスキルの紹介ばかりで、肝心な何かが抜けていたんだとこの時気づきました。
この時のセミナーでは、先生の収納術の基本的なお話だけを伺ったのですが、今でもこの時のセミナーのレジュメを大切に持っています!
すごい興奮して帰社したあと検索したところ、書籍もたくさん出されてるすごい先生だったことがわかって、またびっくり!(どっかのベテランインテリアコーディネーターさん程度に思ってて・・・)
このセミナーの後、数多くの実践を通じ、今日の私のずぼらでもできる収納術ができてきました。
既存の収納術を実践してもきれいなお部屋にできなかったずぼらな私が、実際にやってみてオススメしたい収納術や、本職インテリアのお話、趣味の旅のお話などを詰め込んでいます。ぜひゆっくりしていってくださいませ。